キッチン・調理家電
電気ポットの保温は電気代の損?年約3,330円の差と、ムダを減らす使い方
電気ポットは、沸かしたお湯をずっと温かいままにしておける便利な家電です。そのかわり、保温しているあいだも電気を使い続けます。
資源エネルギー庁の試算では、保温をやめてプラグを抜き、使うときに沸かし直すと、年間約3,330円の節約になります。
「年約3,330円」はどんな条件?
省エネポータルサイトの試算の条件はこうです。
- 電気ポットに満水の2.2Lを入れて沸とうさせる
- 1.2L使ったあと、6時間保温した場合と
- プラグを抜いて保温せず、使うときに沸かし直した場合を比べる
- 差は年間107.45kWh、約3,330円
つまり、「お湯を使わない時間が長いのに、保温を続けている」ときがいちばんもったいない、ということです。
保温したほうがいい家・やめたほうがいい家
| 保温したほうがいい | 保温をやめたほうがいい | |
|---|---|---|
| お湯を使う回数 | 一日中なんども使う | 朝と夜だけなど、回数が少ない |
| 使う人 | 家族が多い・在宅が長い | 一人暮らし・日中は留守 |
| 使いみち | 赤ちゃんのミルク・介護などですぐ使いたい | コーヒーやお茶を1日数杯 |
一日中なんども使う家なら、沸かし直すたびに時間と電気がかかるので、保温した方が便利なこともあります。使わない時間が長い家ほど、保温をやめる効果が大きいと考えてください。
ムダを減らす使い方
- 出かけるとき・寝る前はプラグを抜く(長時間使わないときの保温がいちばんムダ)
- 保温温度を低めにする:高い温度で保温するほど電気を使います。低めで保温して、必要なときだけ沸かし直す
- 使う量だけ入れる:満水で沸かすと、使わない分まで温め続けることに
- タイマーや節電モードを使う:機種によっては、使わない時間帯に保温を止められる
電気ケトルに替えるのもあり
お湯を使うのが1日数回・1杯ずつなら、使うたびに使う分だけ沸かす電気ケトルの方が合っているかもしれません。カップ1杯なら約1分で沸く機種が多く、保温の電気はかかりません。
ケトルとポットの比べ方や、安全機能で選ぶおすすめは電気ケトルの選び方にまとめています。
キッチンの電気代はほかにも見直せる
- 冷蔵庫:設定を「強」から「中」にすると年約1,910円(冷蔵庫の電気代を下げる5つの方法)
- 炊飯器:保温は4時間までが目安。それ以上は冷凍して電子レンジで(炊飯器の選び方)
まとめ
- 電気ポットの保温をやめてプラグを抜くと、年約3,330円の節約(2.2L沸かして1.2L使い、6時間保温した場合との比較)
- 使わない時間が長い家ほど、保温をやめる効果が大きい
- 出かけるとき・寝る前はプラグを抜く、保温温度は低め、使う量だけ入れる
- 一日中使うなら省エネタイプのポット、1杯ずつなら電気ケトル
まずは今夜、寝る前に電気ポットのプラグを抜くところから始めてみてください。