防災・防犯
保存水は何年もつ?5年・10年の違いと、家族に必要な量・置き場所
防災の備えで、いちばん大事なのは水です。長期保存水の賞味期限は5〜10年。ふつうのペットボトルの水より長く置いておけます。
家族に必要な量
農林水産省は、1人1日3リットルを目安に、最低3日分〜1週間分の備蓄をすすめています。
| 人数 | 3日分 | 1週間分 | 2Lペットボトルなら(1週間) |
|---|---|---|---|
| 1人 | 9L | 21L | 11本 |
| 2人 | 18L | 42L | 21本 |
| 3人 | 27L | 63L | 32本 |
| 4人 | 36L | 84L | 42本 |
2L×6本の1ケースは12Lなので、4人家族の1週間分は7ケースほど。一度にそろえるのは大変なので、まず3日分(4人なら3ケース)から始めましょう。
ふつうの水と保存水、何が違う?
ペットボトルは、目に見えないくらい少しずつ水分を通します。長く置くと中の水が減っていき、ラベルに書いた量を下回ってしまうため、ふつうの水は1〜2年くらいの賞味期限になっています。
長期保存水は、厚みのあるボトルや密閉性の高いキャップなどで水分が抜けにくくしてあるので、5〜10年の賞味期限をつけられるのです。
5年と10年、どっちを選ぶ?
| 5年保存 | 7〜10年保存 | |
|---|---|---|
| 入れ替え | 5年ごと | 7〜10年ごと。手間が少ない |
| 向いている人 | ローリングストックで回せる人 | しまいこみがちな人・会社や実家の備え |
| 選び方 | 商品が多く選びやすい | 商品は少なめ。賞味期限の年数を確認 |
どちらでも、届いたら箱に賞味期限を大きく書いておくと、入れ替えの時期を忘れません。
まずは1ケース鹿児島県志布志市の天然湧水
5年保存水 2L×6本(霧島湧水)
- 賞味期限は製造日から5年6か月。5年以上残ったものが届く
- 2L×6本=12L。1人なら約4日分、4人家族の3日分(36L)なら3箱
- 飲みやすい軟水なので、そのまま飲むのにも調理にも使いやすい
置き場所のコツ
- 直射日光・高温を避ける:車の中やベランダは避ける
- においの強いものの近くに置かない:ペットボトルはにおいを通すことがある(灯油・洗剤・防虫剤など)
- 分けて置く:1か所にまとめず、キッチン・寝室・玄関などに分けると、どこかが使えなくても取り出せる
- 重さに注意:2Lのケースは約12kg。高い所ではなく、床に近い所へ
ローリングストックとの組み合わせ
保存水だけで1週間分をそろえると場所を取ります。ふだん飲むペットボトルの水を多めに買って、古いものから飲むローリングストックと組み合わせると、保存水は少なめで済みます。
水の重さが大変なら、ふるさと納税で水を選ぶ手もあります。玄関まで届けてもらえます(ふるさと納税で日用品を選ぶなら)。
非常食の選び方は非常食の選び方、全体のリストは防災の備蓄リストにまとめています。
まとめ
- 水は1人1日3L×最低3日分〜1週間分
- 長期保存水は5〜10年。ボトルとキャップで水分が抜けにくくしてある
- 賞味期限が切れてもすぐ捨てない。生活用水にも使える
- 日の当たらない・においのしない場所に、分けて置く
- ふだんの水のローリングストックと組み合わせると場所を取らない
まずは家族の人数×3日分を計算して、足りない分を1ケースずつ。水は「あってよかった」と一番思う備えです。